アガリスクまたはアガリクスは、ブラジル原産の茸で、ガンの予防や、免疫力を高めるといわれています。販売されているアガリスク製品の製法と成分にはばらつきがあり、効果・効能も製品によって異なりますので、信頼できるところからアガリスクを購入しましょう。
アガリスクまたはアガリクスとは、和名がカワリハラタケ、学名をアガリスク・ブラゼイ・ムリルのブラジル原産の茸のことで、一般にアガリスクまたはヒメマツタケといわれています。正確には、ハラタケ科ハラタケ属の茸すべてになりますが、俗にはヒメマツタケまたはカワリハラタケをさします。柄が太くか傘が小さく、マツタケを小さくした茸で、このためヒメマツタケと名前が付けられました。この茸は、ブラジル東南部ピエダーテの山に生えていて、住民に古くから食用として食べれてきました。栽培には、その土地固有の気候が生育に必要なため、長く人工栽培ができず高価な茸でした。この茸を食べている人の現地疫学調査の発表が行われた昭和40年に日本に持ち込まれ、1970年代に人工栽培ができるようになりました。その後1990年代には、栽培法が確立してブームになり、安く入手できるようになりました。アガリスクは、ガンの予防や、免疫力を高めるといわれて、健康食品としてさまざまな種類のアガリスクがサプリメントとして販売されています。しかし、産地や栽培法、加工法、成分、製品形態などばらばらで、まだ統一した見解はありません。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
アガリスクまたはアガリクスの成分は、さまざまな条件で影響を受けます。国産や高価なブラジル産、安価な中国産により違いがあり、栽培法にもよります。また、通常茸と思われている傘と柄の子実体か、根の菌糸体を使うのかや、加工法にも依存します。アガリスクの有用な成分といわれるβ-D-グルカンは、ブドウ糖が多数結合した大きな分子ですが、そのままでは人は消化できず、吸収されないと考えられていて、吸収できるようにしたといわれるものが販売されています。このβ-D-グルカンの抽出方法でも、酵素処理法や水抽出法などさまざまあります。抗腫瘍を示すのは、ほかのアガリスク茸の成分もあるとも言われています。アガリスクの成分には、たんぱく質と糖分が多く、そのほかには、ビタミン・ミネラル・酵素・核酸などがありますが、1999年には、「協和のアガリスク茸」から、ABMK-22というやはりアガリスクの有用な成分が発見されました。ABMK-22は、β-D-グルカンより低分子で、腸で容易に吸収される抗腫瘍の成分です。米国国立がん研究所も注目し、研究されています。アガリスクには、まだ未知の成分が含まれているかも知れず、今後の研究が待たれます。
アガリスクまたはアガリクスに効果については、いろいろ研究されています。試験管や動物・人でのいろんな実験から、効果があることが期待されています。免疫力を高め活発にする可能性を示す研究が行われています。試験管や動物実験では、効果がありますが、残念ながら、人ではまだ明確な結果を示す研究結果が出ていないようです。しかしながら、ガンの予防やガンの抑制を期待されて、購入される人が多いようです。またガンの治療の副作用を和らげたり、免疫力アップにより治療効果が期待できるとも言われています。医師に相談しても、通常問題がないので、止められることはありません。また糖尿病や高脂血症にもよいとされています。ただ、積極的に肯定するようなデータがまだないようです。
一方副作用ですが、アガリスク自体の成分が一定していないため、アガリスク製品共通の副作用としてはありません。ただ、一部のアガリスク製品で副作用が報告されています。厚生労働省は、2006年に、あるアガリスク製品で発ガンを促す成分が検出されたとして、メーカーに販売停止と回収を求めました。このメーカーは、アガリスクを含む全製品の販売停止と回収、そして事業撤退を行いました。同時に検査した他のアガリスク2製品からは、検出されませんでした。もともとは食用として食べられていた茸ですから、通常の食生活において問題がおきることは考えられません。しかしながら、ブラジル以外での栽培環境や栽培条件により、また加工方法などにより、成分がばらついていますので、購入に際しては信用があるところから購入されるのがよいと思います。
スポンサード リンク
【プライバシーポリシー】当サイトは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、個人を特定する情報を除いた当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報のみを使用することがあります。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、ここをクリックしてください。